八重山の高校生とシュノーケリング体験会を開催!

「2024石西礁湖(せきせいしょうこ)の海を体験しよう!」と題して、3月23日(土)、24日(日)の2日間で、地元の高校生を対象とした、ボートで行くシュノーケリング体験会を開催しました。
2日間で36人の申込があり、28人の高校生と、1名の先生に参加していただきました。
開催目的は、石西礁湖の海でシュノーケリング体験を通じて、海の事やサンゴの状況を観察してもらい、海の現状を認識する機会とし、環境保護への一歩を歩みだす機会にすることでした。
今回のシュノーケリング体験は、マリンアクティビティ事業者の株式会社シー・テクニコにボートやインストラクターのご協力をいただき、小浜島近海のサンゴが健全に成長している石西礁湖内のエリアで体験を行いました。
出発前に、サンゴの現状を座学で情報提供を行い、その後シュノーケリングを通じて自分の目でサンゴの現状を見てもらい、最後に振り返りを行いました。
参加者の中には、初めてシュノーケリングをする方もいましたが、自ら持参した携帯電話でサンゴや魚の写真を撮ったりして、海を楽しんでいました。
参加者からは、「サンゴや魚のキレイさに感銘を受けた」という率直な言葉や、「サンゴの白化現象についても昔から知っていたが、実際に自分の目で見たのは初めてで、それを見て、白化現象の深刻さを実感した」「久しぶりにサンゴを見たけど、すごく綺麗だったとしか感想が出ないほど多様で多色なサンゴが並んでいた。しかし、サンゴが無いところはよく見てみると全て死骸で、事態の深刻さを再認識させられた。」等の声があがっていました。
また、参加者の中には、ビーチクリーン活動に参加していたり、自らプロジェクトを立ち上げて環境問題に取り組んでいる生徒もいて、将来を担う生徒の皆さんにとって良い機会になったと感じています。そして,八重山うみしまフレンドシップに参加者の26名が新規登録の申し込みをされました。
今後も、石西礁湖サンゴ礁基金では石西礁湖の生態系を回復するための取組みを継続してまいりますので、皆様ご協力の程よろしくお願いいたします。