子どもにできるサンゴ 礁 ( しょう ) 保全 ( ほぜん )

あなたはサンゴ 礁 ( しょう ) の海の中をのぞいたことがありますか? 
サンゴの森を泳ぎ回る色あざやかな魚たち
ナマコやクラゲ、ウニやカニ、たくさんのふしぎな生き物に出会える 特別 ( とくべつ ) な場所
サンゴ 礁 ( しょう ) の海は生命力にみちあふれています

しかし今、サンゴはぜつめつの 危機 ( きき ) にちょくめんしています!

サンゴがこの先も生きていけるように、私たちにできることは何でしょう?

まずは知ろう!サンゴのこと

サンゴってなんだろう?

サンゴは「 刺胞 ( しほう ) 動物」という動物です。イソギンチャクやクラゲと同じ仲間です。

イソギンチャクやクラゲのなかま

体のつくりはイソギンチャクとにていますが、 石灰質 ( せっかいしつ ) の固いほねをつくるのが大きなとくちょうです。

サンゴの体の中には「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」という植物プランクトンが住んでいます。「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」は太陽の光をあびて 光合成 ( こうごうせい ) を行い、作った 栄養 ( えいよう ) はほとんどサンゴにあげてしまいます。そのためサンゴは動き回ってえさを探さなくても生きていけるのです。「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」はサンゴが生きていくためになくてはならないとても大切なパートナーです。

サンゴのくらしやすい海は?

サンゴサンゴの体の中に住んでいる「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」が 光合成 ( こうごうせい ) できるように、太陽の光が十分にとどく浅くてきれいな海。水温は22〜28℃くらいがベストです。


サンゴの 白化 ( はっか ) ってなに?

サンゴの状態サンゴの体は実はとうめいです。私たちが海の中で見ているサンゴの色はサンゴの体の中に住んでいる「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」の色です。サンゴのくらす海の 環境 ( かんきょう ) が悪くなると、サンゴは元気がなくなって体の中の「 褐虫藻 ( かっちゅうそう ) 」の数をへらしてしまいます。するとサンゴの体はとうめいに近くなり、中の白いほねがすけて見えます。この 状態 ( じょうたい ) を「 白化 ( はっか ) 」と呼びます。海の 環境 ( かんきょう ) がよくならずに「 白化 ( はっか ) 」の 状態 ( じょうたい ) が長く続くとサンゴは十分な栄養をとることができずに死んでしまうことがあります。近年このようなサンゴの大 規模 ( きぼ ) な「 白化 ( はっか ) 」が短い周期でくり返されていて、世界中の海でサンゴの数がへってきています。


今どんな問題が起きているの?

サンゴは浅い海に住んでいるので、陸上からの 影響 ( えいきょう ) を受けやすい 環境 ( かんきょう ) にあります。
開発によって 土砂 ( どしゃ ) が大量に流れこんだり、大雨で赤土が流れこむと海がにごってしまいます。
人口がふえると、生活 排水 ( はいすい ) が海にたくさん流れこむので、 水質 ( すいしつ ) が悪くなります。
地球 温暖化 ( おんだんか ) によって、夏の海水温が上がりすぎる年がふえてきています。

どうしてサンゴを守らないといけないの?

サンゴが長い年月をかけて作り上げたサンゴ 礁 ( しょう ) は、たくさんの生き物のすみかになっています。サンゴはサンゴ 礁 ( しょう ) の生き物のエサでありかくれ場所、生活の場所です。サンゴが死んでしまったらサンゴ 礁 ( しょう ) にくらすたくさんの生き物がこまってしまうでしょう。

海は、地球の 環境 ( かんきょう ) の変化をうつす鏡とも言われます。私たち人間よりもはるか昔から生き続けているサンゴが死んでしまうような 環境 ( かんきょう ) で、私たち人間は健康にくらしていけるのでしょうか?サンゴは海の中から私たちに大切なメッセージを送ってくれているのかもしれません。

サンゴを守るためにできることは?

 私たちひとりひとりがくらしの中でできることは、小さなことかもしれません。何ができるのか考えたり、 情報 ( じょうほう ) をこうかんしたりしてみませんか?

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